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家づくりコラム
建物・家づくりについて
2022.11.08
家は大きく分けて注文住宅と建売住宅があり、どちらにもメリットとデメリットがあります。
これから夢のマイホームを計画中する方は、注文住宅と建売住宅のどちらを選ぶべきか両者の良し悪しから見極めなくてはなりません。
今回の記事では、住宅を取得する方に向けて注文住宅と建売住宅のメリット・デメリットを解説します。
両者の利点と欠点を分かりやすく説明するので、今後、家を建てようと考えている方はぜひ参考にしていただければと思います。
費用の違いや期間の違いについてもまとめるので、ぜひ最後までお付き合いください。
注文住宅とは自分の理想を追求できる住宅のことをいいます。
注文住宅は自分で土地を購入して建物を建築するのが特徴です。
建売住宅と比較すると予算が高くなりやすいものの、自由に設計しやすいだけでなく構造や間取りも自由に変更しやすいのが強みです。
デザインも自由に決められるだけでなく、住宅ローンを組みやすいのも魅力でしょう。
ただし、総額を把握しづらいことや生活を想像しにくいこと、入居までが長いことなどのデメリットもあります。
そのため、メリットとデメリットを比較検討して判断しましょう。
メリット1 | 自由に設計しやすい |
メリット2 | 構造や間取りを変更しやすい |
メリット3 | デザインを自由に決められる |
メリット4 | 住宅ローンが組みやすい |
注文住宅のメリットとしては自由に設計できる点にあります。
夢のマイホームは理想を詰め込めることが重要なので、構造や間取りも変更しやすい点は大きなメリットです。
デザインも自由に決められるため、自分が思い描く最高の家を作れます。
それでいて住宅ローンも組みやすいからこそ、無理なくマイホームを手に入れることができます。
このように注文住宅はメリットがたくさんあります。
デメリット1 | 予算が高くなりやすい |
デメリット2 | 総額を把握しにくい |
デメリット3 | 生活を想像しにくい |
デメリット4 | 入居までの期間が長い |
注文住宅のデメリットとしては予算が高くなりやすい点にあります。
夢のマイホームだからと理想を詰め込みすぎると、気づけば総額が予算を大きく超えている可能性もあります。
総額が把握しにくい点がデメリットであるほか、生活を想像しにくいことや入居まで長いこともデメリットとなります。
建売住宅は完成している物件を選択する住宅のことをいいます。
建売住宅は土地付きの建物を契約するのが特徴です。
事由に設計しにくいものの予算を低く抑えやすいだけでなく、総額を把握しやすいのが強みとなります。
生活を想像しやすいだけでなく、入居までが短いのも魅力です。
ただし、構造や間取りを変更しにくいことやデザインを自由に決められないこと、といった自由度の低さが弱みと言えます。
そのため、メリットとデメリットを比較検討して判断してください。
メリット1 | 予算を低く抑えられる |
メリット2 | 総額を把握しやすい |
メリット3 | 生活を想像しやすい |
メリット4 | 入居までの期間が短い |
建売住宅の大きなメリットは予算を低く抑え安い点です。
夢のマイホームのためとはいっても予算を大きく超えてしまっては後々の返済生活が大変です。
その意味では総額を把握しやすい点が大きなメリットとなるでしょう。
それでいて建売住宅は建物が完成している状態で土地と併せて取得できるため、生活を想像しやすいです。
入居まで短いのもメリットとなります。
デメリット1 | 自由に設計しにくい |
デメリット2 | 構造や間取りを変更しにくい |
デメリット3 | デザインを自由に決められない |
建売住宅のデメリットとしては自由に設計しにくい点にあります。
すでに物件が完成してしまっているので、後々、構造や間取りを変更することもできません。
そのため、デザインなども自由に決められない点がデメリットとなります。
注文住宅と建売住宅の違いにおいて、最も気になることの1つが費用です。
一般的に注文住宅と建売住宅では「注文住宅=割高」「建売住宅=割安」という印象があります。
この認識はおおよそ間違ってはいません。
ただ、両者に大差があるわけではなく、調整や厳選することで費用も抑えられます。
一般的に高いと言われる注文住宅は調整が可能です。
依頼する工務店やハウスメーカーに前もって予算を伝えておけば、その範囲内で調整を行えます。
注文住宅は自由設計ということもあって予算の把握が難しいですが、最初に予算を決めてしまえば問題はありません。
設計の段階で追加したい部分が出てくれば割高になるものの、軸となる予算さえ決めてしまえば節約も可能です。
一般的に安いと考えられる建売住宅は厳選が可能です。
仲介してくれる不動産業者に前もって予算を伝えておけば、その範囲内で紹介してもらえます。
建売住宅は企画設計ということもあって予算の把握も簡単ですし、最初に予算を定めてしまえば安心です。
設計の段階で追加したい部分が出てきても変更できないからこそ割安で、総額としてかかってくる予算も割高になることはありません。
注文住宅と建売住宅は入居するまでの流れや期間に違いがあります。
ここからはそれぞれの入居までの流れと期間の違いを見ていきましょう。
・予算決め
・土地探し |
約3~6ヵ月 |
・土地購入の手続き
・住宅ローンの検討 |
約3ヵ月 |
・建物建築の手続き
・住宅プランの検討 |
約3ヵ月 |
・物件の工事 | 約4~6ヵ月 |
・物件の引き渡し | 約6~12ヵ月 |
注文住宅は一般的に予算決めと土地探しに約3~6ヵ月かかるとされます。
予算は自分で決めるだけなので問題はありませんが、土地探しは難航する場合があります。
特に人気エリアに新居を構えようと思っている場合は、半年程度の下見期間を設けましょう。
また、土地購入の手続きと住宅ローンの検討には約3ヵ月、建物建築の手続きと住宅プランの検討にも約3ヵ月かかります。
この部分が注文住宅における重要なポイントとなるため、慎重に判断していく必要があります。
そして、諸々の確認が済めばいよいよ物件の工事開始です。
工事は物件の内容によっても変わるものの約4~6ヵ月かかるとされています。
何事もなく工事が終了すれば、最後に物件の引き渡しを行って完了となります。
・予算決め
・物件探し |
約1ヵ月半~3ヵ月 |
・物件契約の手続き
・住宅ローンの検討 |
約1ヵ月半 |
・売買契約の手続き
・住宅プランの検討 |
約1ヵ月半 |
・物件の内覧 | 約1日~1週間 |
・物件の引き渡し | 約3~6ヵ月 |
建売住宅は予算決めと建物探しには一般的に約1ヵ月半~3ヵ月かかるとされます。
予算は自分で決めてしまえば差し支えないものの、物件探しは苦戦する場合があります。
なかでも人気エリアの新居を手に入れようとしている場合は、数ヵ月程度の下見期間を設けてください。
また、物件契約の手続きと住宅ローンの検討には約1ヵ月半、売買契約の手続きと住宅プランの検討にも約3ヵ月かかります。
この部分は建売住宅における大切なポイントとなるので、的確に判断していく必要があります。
そして、諸々の確認が済めば、いよいよ物件の内覧です。
内覧は物件の詳細を知るためのものなので約1日~1週間かけてじっくりと行いたいところです。
何事もなく内覧が済めば、足後に物件の引き渡しを行って完了となります。
最後に注文住宅と建売住宅、どちらが自分に向いているのか知りたい方に向けて、それぞれ「向いている人」をまとめました。
注文住宅に向いている人 | 建売住宅に向いている人 |
・予算を調節したい人
・費用を気にしない人 ・自由に設計したい人 ・デザインにこだわりたい人 ・工事の内容を見ておきたい人 ・完成までワクワクしていたい人 |
・予算を節約したい人
・費用を把握しておきたい人 ・構造や間取りを気にしない人 ・見た目にこだわりがない人 ・物件の裏側を気にしない人 ・実物を見て決めたい人 |
あくまでもざっと挙げた場合となりますが、注文住宅と建売住宅に向いている人はそれぞれ異なります。
注文住宅のメリットを享受したい方は注文住宅がおすすめですし、建売住宅のメリットを享受したい方は建売住宅がおすすめです。
両者どちらが良くてどちらが悪いということはありません。
言うなればどちらも住宅としては優れているといえるでしょう。
しかし、何を優先するかによって合う、合わないが発生しますので、世間にとってではなく自分にとって最高のマイホームがどのようなものなのかを考えてみるのがおすすめです。
どちらにすべきか決めかねるということであれば、不動産業者をはじめ工務店やハウスメーカーに相談してみるのがおすすめです。
物件の専門家であれば貴重な情報も教えてくれるだけでなく、自分に合っている家がどのようなものなのかも判断してくれます。
相談だけなら無料で受け付けてくれるところも多々あるため、まずは気軽に相談してみましょう。
注文住宅と建売住宅は新居を考えている方にとって悩みの種といえるかもしれません。
どちらにもメリットとデメリットがあるだけに、どちらにも決められないという方がいるくらいです。
ただし、注文住宅には注文住宅にしかない強みがあり、建売住宅には建売住宅にしかない強みがあります。
何が正しくて何が間違いなのかは住んでみないと分からない部分もあるので、新居について考えている方は、自分がどのような生活を送りたいのかじっくりと向き合ってみてください。
そうすれば、夢のマイホームが見えてくるはずです。
国分ハウジングでは家づくり相談会を実施しています。
・マイホームを考え始めたけど、何から始めたらいいかわからない…
・マイホームに必要な資金って具体的にいくら?
・何にお金がかかるの?追加費用ってどのくらい必要?
・貯金を崩さずにマイホームを実現することって可能?
といった家づくりに関する様々な悩みを解消できますので、家づくりでお困りの方はお気軽にお問い合わせやご来場ください。
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