住宅ローンを選ぶとき、つい金利の低さだけに目が向きがちです。しかし、実際の返済負担は、融資手数料や団体信用生命保険、借入期間、審査条件まで含めて見なければ判断できません。
動画では、ネット銀行と九州の地方銀行を二つの家族例で比較しています。結論は、どちらか一方が常に有利なのではなく、年収や家族構成、他の借入れ、希望する保障によって答えが変わるということです。
※制度・金利・価格などの変動情報は、2026年9月25日時点の公表資料をもとに確認しています。契約時には必ず最新情報をご確認ください。
この記事のポイント
- 表示金利だけでなく、手数料・団信・総返済額を比べる
- ネット銀行は手続きを自分で進める場面が多い
- 同じ借入額でも、利用できる商品によって有利な銀行は変わる
ネット銀行と地方銀行の違い
ネット銀行は店舗や対面担当者を置かないことで、比較的低い金利を提示しやすい傾向があります。一方、地方銀行は地域の事情に詳しく、相談や書類確認を対面で進めやすい点が特徴です。
ただし、銀行名だけで有利・不利は決まりません。申込時期や属性、借入期間、住宅性能などによって適用条件が変わるため、同じ条件で見積もる必要があります。
金利以外に比較したい5項目
比較したいのは、①事務手数料、②保証料、③団体信用生命保険の保障内容と上乗せ金利、④繰上返済のしやすさ、⑤借入期間を延ばした場合の条件です。
月々の返済額がわずかに低くても、初期費用や保障の差を含めると総負担が逆転することがあります。金利だけを切り取らず、返済予定表と諸費用一覧で比べましょう。
ネット銀行が向く人・地方銀行が向く人
ネットでの手続きに慣れ、必要書類を自分で管理できる人は、ネット銀行のメリットを生かしやすいでしょう。対面で確認しながら進めたい人や、地域事情を踏まえた相談を重視する人には地方銀行が合いやすいといえます。
動画のシミュレーションでも、世帯年収や利用できる商品が変わると結果が入れ替わりました。『人気の銀行』ではなく『わが家の条件に合う銀行』を探すことが大切です。
借りられる額と返せる額は違う
審査上の借入上限は、家計にとって無理なく返せる金額と同じではありません。教育費、車の買替え、修繕費、老後資金なども見込んで返済額を決める必要があります。
住宅会社や金融機関に相談するときは、借入可能額だけでなく、生活費を残した返済計画を複数パターン作ってもらいましょう。
よくある質問
まとめ
動画の内容は、家づくりを考えるための出発点です。ご家族の条件や建築地によって適切な選択は変わります。気になる点は、最新資料や個別シミュレーションを確認しながら進めてください。
参考資料