一戸建ては住宅のメンテナンスが必要? メンテナンスの必要な時期とは | スタッフブログ・コラム|国分ハウジング

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2021.06.07

一戸建ては住宅のメンテナンスが必要? メンテナンスの必要な時期とは


一戸建てで生活することを夢見ている方は多く、実際に夢のマイホームを手に入れた方も多いかもしれません。
しかし、油断はできません。家は建てたその瞬間から周辺環境の影響を受け、次第に劣化していきます。当然、住宅ごとにメンテナンスが必要です。

 

しかし、メンテナンスをするとは言っても「どこをチェックすれば良いのかわからない」という方も多いでしょう。そこで、今回の記事では一戸建てでメンテナンスが必要となる箇所や周期、長持ちさせるための対策などについてまとめます。一戸建てを持つ方は、ぜひ定期的なメンテナンスを取り入れ、資産としての価値を下げないよう対策しましょう。

 

目次

  • メンテナンスが必要な箇所と周期は?
  •  一戸建てで必要なメンテナンスの箇所と周期の目安
  • 時期別で見る、注意すべき修繕箇所
  •  築5~10年
  •  築10~15年
  •  築15~20年
  •  築20~30年
  • 適切な時期にメンテナンスをすることが大切
  • メンテナンス費用の積み立ても考えておくべき
  • 住宅を長くもたせるための対策
  •  短期的かつ長期的な修繕計画を立てる
  •  定期的なチェックを実行・記録する
  •  徹底的に手入れを行う
  •  専門家に見てもらう
  •  自分でも直してみる
  • まとめ

メンテナンスが必要な箇所と周期は?

まずは、一戸建てにおけるメンテナンスが必要な箇所と周期を知ることが重要です。あくまでも目安となるのですが、メンテナンスすべき箇所と周期を把握しておくことで、おおよその修繕計画を立てていくことが可能です。

 

主にメンテナンスすべき箇所は大きく分けて5つあります。それが「外装・屋根・内装・床下・設備」です。以下はそれぞれのメンテナンスについて部位ごとに周期をまとめた表です。ぜひ、参考にしながら修繕計画を立ててみましょう。

一戸建てで必要なメンテナンスの箇所と周期の目安

部位 点検 塗装・交換・改修
外装 モルタル・窯業系サイディング   10年
目地(シーリング)   5~10年
木部・鉄部   5年
屋根 ストレート瓦 10年 20年
本瓦 10年  
トタン   10年
雨樋 10年 20年
防水   10年
内装 浴室・洗面所・キッチン・トイレ 10年 10年
壁紙   10年
  25年
10年 30年
玄関・窓   20~30年
床下 害虫被害   5年
設備 給湯器   10年
給排水 10年 30年

 

これはあくまでも一般的な木造建築を基準としているのですが、目安としてざっと提示しただけでもこれほどメンテナンスが必要となる箇所があります。当然ながら、それぞれの箇所ごとにメンテナンスが必要となる周期は変わってくるものの、早くて5年から必要となってくるものもあります。長いと20~30年ほどはメンテナンスが必要とならない箇所もありますが、定期的にこれら修繕の周期が来ることは理解しておきたいです。

 

 

時期別で見る、注意すべき修繕箇所

一戸建ては外装内装ともに老朽化していくのですが、修繕箇所によってメンテナンスすべき時期というのも変わってきます。すでに前述の表にて目安となる周期は解説していますが、ここからは時期別に注意すべき修繕箇所について見ていきましょう。

 

築5~10年

築5~10年の場合、外装においてはモルタル・窯業系サイディング、目地、木部・鉄部の修繕が必要となってきます。また、屋根においてはストレート瓦や本瓦、トタン、雨樋、防水などの修繕が必要です。そのほか、内装においては各種水回りと壁紙の修繕が必要となります。さらに床下においては害虫被害への修繕も必要となるでしょう。給湯器や給排水する設備においても修繕が必要となる場合があります。

 

築10~15年

築10~15年の場合、外装などは定期的に修繕することで長持ちさせられる一方、どうしても屋根部分で劣化や老朽化が見られるようになってきます。そのため、天候の影響を強く受ける部分に関しては修繕が必要となるでしょう。また、内装に関しては床や畳などが古くなってくることも多いほか、玄関や窓なども修繕が必要となってきます。さらに自宅に導入している設備も性能が落ちてくる場合があるため、定期的な修繕を行いましょう。

 

築15~20年

築15~20年の場合、すでにそれ以前に修繕した箇所は問題ない場合も多いです。ただ、長い間メンテナンスをしていない場合は単なる修繕というよりも入れ替えなどが必要となるケースが多いです。それまでは定期的な点検で済んだものであっても、取り替えが必要となる箇所が多くなります。特に、屋根はもちろん、内装においても床や畳をずっと放置していた場合は張り替えが必要です。なお、窓や玄関においては大規模なリフォームやリノベーションが必要となることもあるかもしれません。そちらも入念にチェックしましょう。

 

築20~30年

築20~30年の場合、入れ替えや取り替えが済んでいることも多いです。それぞれの箇所で取り替えや張り替えをした結果、新品同様になっている箇所も多いでしょう。しかし、まったく手入れしていない場合は、この時期に差し掛かってから一挙にメンテナンスが必要となるパターンもあります。その場合は多額の費用がかかるため、それらの工事を見越して貯金しておくなど、修繕計画を立てておくことが重要です。

 

 

適切な時期にメンテナンスをすることが大切

一戸建ての場合、建築してくれる工務店やハウスメーカーによって耐久性は大きく変わります。また、木造建築だけではなく鉄筋コンクリート造などもあり、素材によっても快適性が変わってくるでしょう。しかし、どちらにしても適切な時期にメンテナンスを実施することはとても大切です。

 

害虫などが発生している場合、放置することで被害が拡大することも多いです。たとえば、害虫の代表格であるシロアリなどは5年ほどのスパンで点検しないと、侵入経路や巣が広がっていることもあります。早目に退治できれば良いものの、しばらく好き放題にさせていると建物だけではなく基礎までボロボロにされてしまうことがあります。適切な時期にメンテナンスしない限り、害虫を野放しにすることになってしまうのです。

 

そのほか、住宅に対しては「頑丈に作られているから大丈夫だろう」と考えてしまう方もいます。しかし、たとえ鉄筋コンクリート造であっても、導入している設備などは使えば使うほどに劣化していきます。また、雨や風などの影響を直接受ける外装や屋根などは、経年によって老朽化が進みます。内装や床下も同様なので、適切な時期にメンテナンスを取り入れましょう。

 

可能であれば20~30年というスパンよりも5~10年など、こまめなスパンで点検を行うようにしてください。それが快適な住環境を守ることにつながります。定期的なメンテナンスが住宅の寿命を延ばしてくれます。

 

 

メンテナンス費用の積み立ても考えておくべき

一戸建てというのは平均して約2,000~4,000万円ほどかけて建てるものです。その場合、住宅ローンが実行されることで多くの方は「住宅ローンさえ払えば良い」と勘違いしてしまいがちです。しかし、実際にはそれ以外の修繕費がかかります。このメンテナンスの費用が定期的に必要となるため、住宅ローン以外にも積み立てを考えておくことが重要となってきます。

 

修繕の内容によっては1~5万円で済むこともありますが、外装から内装まで古くなった箇所を修繕するごとに数十万円~数百万円単位で予算が必要です。特に、設備本体を交換するとなると100~300万円ほどかかることもあります。普段から使うキッチンやトイレはもちろん、浴室や洗面所などの水回りは費用もかさみます。そのほか、屋根や床下のメンテナンスにも数十万円ほどかかる場合が多いです。

 

ある調査によると、リフォームやリノベーションの平均的な築年数は約27年であり、平均的な予算は約675万円かかるとわかっています。つまり、おおよそでも約30年に一度は大規模な工事が必要となり、その際には約700万円の予算が必要となるわけです。

 

ただ、そのような大金をすぐに用意できる方はそう多くはありません。ましてや住宅ローンを毎月支払っている状態であれば、突発的な費用が数十万円~数百万円となるのは非常に大きな経済的負担となります。そのため、どんなに質の良い一戸建てを建てたとしても、数年数十年先を見越して積み立てを考えておきましょう。

 

 

住宅を長くもたせるための対策

住宅はダメになったら買い替えるということが難しいものです。人生でも一番大きな買い物となる場合が多く、そうやすやすと買い替えることはできません。そのため、近年ではメンテナンスをきちんと行い、家自体の寿命を延ばすよう努力する方が多いです。きちんとメンテナンスすれば本来の寿命を10~30年ほど延ばせるため、ぜひ以下でまとめるコツを実践してみてください。

 

短期的かつ長期的な修繕計画を立てる

一戸建てでは、箇所によって短いスパンでのメンテナンスも長いスパンでのメンテナンスもあり、それぞれに重要です。修繕するということを前提にして、あらかじめ計画を立てておきましょう。

 

定期的なチェックを実行・記録する

毎日暮らしているとそこにある住環境に慣れてしまい、劣化や老朽化に気づけない方も多いものです。メンテナンスをしていない方の多くは、気にしていないのではなく気づいていないわけです。そのため、意識的に定期的な点検を実施するよう心がけましょう。また、修繕したことを記録に残すことで次の修繕スパンの目途も立つため、メンテナンス履歴を残すことも重要です。

 

徹底的に手入れを行う

家を長持ちさせるためには、徹底的な手入れが欠かせません。もちろん、毎日大掃除レベルの手入れをすべきとはいいませんが、住宅も「モノである」と認識することが重要です。モノはいつか壊れてしまいますが、手入れさえしておけば数年、数十年と使っていくことができます。土地も建物も原理は同じです。特に、小さな汚れなどは気にしない方も多いですが、被害が小さいうちに対処しておくだけで耐久性や快適性は大きく変わってきます。

 

専門家に見てもらう

素人目ではどうしても物件の状態を把握することが難しいため、専門家に住宅の状態を見てもらうのもおすすめです。おすすめなのは対応してくれた工務店やハウスメーカーに見てもらうことです。建築業者の中には建てた後の定期点検を実施しているところもあるため、気になる場所があれば家の状態を診断してもらいましょう。

 

自分でも直してみる

近年はDIYがブームとなったことで、自分で対応するという方も多くなっています。「自分でやって危なくないの?」と思うかもしれませんが、自身で情報収集することで物件に対する知識が身につくだけではなく、技術も手に入ります。自分で直せそうなところは直してみるのもおすすめです。

 

 

まとめ

一戸建て住宅は夢のマイホームとして考えている方も多いですが、どんなに立派な家でも劣化や老朽化には勝てません。しかし、定期的にメンテナンスを取り入れることで、寿命を大幅に長持ちさせることも可能です。

 

この記事ではメンテナンスが必要な箇所と周期をまとめたので、ぜひそれらの情報を参考にしながら点検を行ってみてください。それが住宅の寿命を10~30年ほど延ばすことにつながっていくかもしれません。

 

家づくりをしたいものの何から始めればよいか分からないなど、住宅についてのお悩みがある方は、以下より来場にてお気軽にご相談ください。

 

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