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2022.11.08

注文住宅で後悔した失敗事例20選!それぞれの対策や後悔しないためのポイントも解説

注文住宅を建てる際には慎重に土地選びや間取りの検討を進めますが、それでも失敗することはあります。そして、注文住宅の失敗や後悔の経験は住み始めて気づくことがほとんどです。

そのため、これから注文住宅を検討する人はこれまでに家を建てた人の失敗例を把握し、同じような失敗をしないように準備しておくことが重要です。

そこで本記事では、これから注文住宅を検討する人向けに、注文住宅で後悔した失敗例と対策方法について解説します。

注文住宅で後悔した失敗事例20選

それでは、注文住宅で後悔した失敗事例20選を順番に解説していきます。

ポイントは失敗事例だけでなく、対策方法も押さえておくことです。

注文住宅で後悔した失敗事例1:玄関の照明スイッチが遠かった

玄関の照明スイッチが遠かったという失敗事例です。

当然ながら、照明スイッチが出入り口から遠いところにあると、帰宅後すぐに明かりを照らすことができません。このような事態にならないよう、人感センサー付きの照明を設置することをおすすめします。

注文住宅で後悔した失敗事例2:玄関の収納が少なかった

玄関の収納が少なく、物が溢れかえってしまう失敗事例です。

小さな子供がいる家庭では、ベビーカーなどの大きな物が場所を取ってしまいます。対策としては、靴やコートなどをしまっておけるシューズクロースやコートクロークを設置しましょう。日常的にかさばる物をしまっておくことで、玄関に十分なスペースを確保できるでしょう。

ただし、シュージクロークやコートクロークなどは、実際に何を置くのかを具体的に決めた上で導入を検討しましょう。立派なシューズクロースを設置してもガラガラになることもあれば、狭すぎて物が溢れかえり玄関に「におい」が立ち込めてしまうこともあります。

注文住宅で後悔した失敗事例3:玄関近くのトイレの音やにおいが気になった

「玄関近くにトイレがあり、においや音が気になってしまった」という失敗事例です。

道路の近い位置に水回りを設置した方が建築費は安くなるので、玄関の前にトイレを設置している家は少なくありません。しかし、玄関に人がいる場合に音やにおいが気になりトイレを使えないというケースがあるので注意が必要です。

したがって、トイレなどの水回りは周辺への影響がない位置に設計することも検討しましょう。

注文住宅で後悔した失敗事例4:トイレの機能にこだわりすぎた

トイレは位置だけでなく、機能にこだわりすぎて費用がかさんだ失敗事例もあります。

トイレ自体の商品価格は、機能によって変動します。例えば、ウォシュレットや便座ヒーターはどのトイレにも標準仕様でついていますが、自動洗浄機能や排泄を促進させる音楽などの機能がついているトイレは高額となるケースが多いです。

「せっかくだから」という理由で高級仕様のトイレを選択したくなる気持ちもありますが、ランニングコストを考慮するならば、実用的な機能のみ搭載されているものを選びましょう。

注文住宅で後悔した失敗事例5:リビングの吹き抜けが寒かった

リビングに開放的な吹き抜けを設置したものの、冷暖房が効きにくく寒かったという失敗事例があります。これは、暖かい空気が上昇してしまうことが原因に挙げられます。

対策としては、キッチン・リビング・ダイニングなどを1つにまとめて各所に暖かい空気が届くような間取りにしたり、シーリングファンを設置したりすることがおすすめです。

他にも、建具やロールカーテンを設置するなど対策は多くあるので、必ずしも吹き抜けが不便というわけではありません。

吹き抜けのある家に憧れている人は、さまざまな対策を押さえて導入を検討しましょう。

注文住宅で後悔した失敗事例6:収納の数が多すぎた

玄関に収納が少ないことで後悔した事例を先述しましたが、逆に収納の数は多ければ良いというものでもありません。

収納を作ることで家屋内がスッキリし、シンプルな家を演出することができますが、収納の数が多くなりすぎると物をしまった場所が分からなくなるというデメリットがあります。

また、使っていない収納は開けることがほとんどないため、湿気がたまり家を傷める原因にもなります。したがって、収納の数は適正になるように設計段階でしっかり打合せをしましょう。

注文住宅で後悔した失敗事例7:コンセントの位置や数が悪かった

コンセントの位置が悪かったり、数が少なかったりなどで生活が不便と感じた失敗事例です。

家具や電化製品などの配置を考慮せずに、コンセントが隠れてしまったなど位置が悪いケースや、そもそもコンセントの数自体が少なく生活に不便だったというケースもあります。

したがって、コンセントは数を多く設置することを意識し、特にダイニングテーブル付近やキッチン周りなど家電製品を使う頻度が多い箇所に設置しましょう。

注文住宅で後悔した失敗事例8:掃き出し窓が家の立地と合っていなかった

掃き出し窓が、家の立地と合っていないケースもよくある失敗事例です。

ハウジングセンターに建っている展示場は大きな掃き出し窓があり、解放感を家で味わうことができるでしょう。ただし、それが実現できるかどうかは立地次第です。

掃き出し窓が道路側になければ隣地に向かって開けることになり、道路に面していても景観が良くなければ排気ガスなどの汚れを家屋内に入れることになります。

2022年現在では、掃き出し窓を作らず中庭にするというデザインも増えています。結露対策にもなるため、掃き出し窓の設置や大きさは自分の家に合っているのか十分に検討しましょう。

注文住宅で後悔した失敗事例9:キッチンの実用性が足りなかった

キッチンの実用性を見誤ったという失敗事例もあります。

キッチンは一般的に、2100㎜、2400㎜、2550㎜の3種類ですが、特注でさらに広いキッチンを導入することも可能です。また、アイランドキッチンは奥行きもあり存在感があります。

このように、友達に自慢できるようなキッチンは魅力的ですが、ただ広いだけで実用性を考慮していない場合は一転して不便になります。

したがって、キッチンは自分の身長に合った高さに設計してもらったり、収納スペースを設けたりなど、実用性を優先的に考慮することが大切です。

注文住宅で後悔した失敗事例10:浄水機能付き水栓のメンテナンスが大変

浄水機能付き水栓のメンテナンスが大変だったという失敗事例です。

浄水機能付き水栓とは、キッチンの水栓部分にカートリッジが内蔵されているタイプの水栓です。浄水器が不要で器具とキッチン付近に置く必要がないため便利ですが、定期的に交換しなければむしろ汚れた水が蛇口からでてきます。

さらに、カートリッジを外した状態にしておくと水の勢いが大きく落ちます。なぜなら、カートリッジを入れた状態が通常の水圧となるように設計されているからです。したがって、汚れた水を回避するためには、定期的にカートリッジを交換する必要があり、費用を負担しなければなりません。

このように、メンテナンスや費用が大きく伴うことから、結果的に失敗したと感じる人も多いようです。

注文住宅で後悔した失敗事例11:室内干し部屋を設置したが使わなかった

室内干し部屋を設置したものの、最終的にほとんど使っていないという失敗事例です。

洗濯機の横に室内干し用の部屋を設けるケースなどがありますが、この場合リビングでも十分に乾きます。さらに、来客がある場合は寝室や子供部屋に移動させることで対応することができ、室内干し部屋を作ったものの結局使わないというケースもゼロではありません。

したがって、室内干し部屋を検討する際は家の配置を考慮して、本当に必要かどうかを検討しましょう。

注文住宅で後悔した失敗事例12:オープン型階段を設置が危険だった

オープン型階段が危険と感じた人の失敗事例もあるようです。

風通しや採光を取りやすいオープン型階段は、おしゃれなデザインも相まって多くの注文住宅に取り入れられています。リビングのデザインを崩さないというメリットがある一方、小さな子供が落下する危険性もあるため注意が必要です。

また、女性が二階に上がる際に下が抜けていることが気になるという意見もあるため、導入する際には家族全員の意見を確認するようにしましょう。

対策としては、ネット付の手すりを設置するなど安全に配慮することが大切です。

注文住宅で後悔した失敗事例13:大きい子供部屋は必要なかった

大きい子供部屋は必要なかったと後悔した人の失敗事例です。

「子供部屋を大きくして自由な空間を与えたい」というオーナーは多いですが、将来的に子供が成長すれば家を出ていく可能性があります。その場合、大きいだけで使っていない部屋が残ることになり、非常に勿体ないといえるでしょう。

したがって、子供部屋を設ける際は将来を見越したライフスタイルも考慮しながら検討することが大切です。

注文住宅で後悔した失敗事例14:二階にトイレを設置する必要はなかった

「二階にトイレを設置する必要はなかった」という失敗事例もあります。

二階にトイレを設置するかどうかは、意見がよく分かれるポイントです。不要という場合の多くは子供が小さく、一階で家族全員が過ごすようなライフスタイルです。

一方で、子供が成長して自室にいることが多くなれば、二階にトイレは必要といえるでしょう。このように、設備導入を検討する際は将来のライフスタイルがどのようになっているのかを踏まえて検討することをおすすめします。

注文住宅で後悔した失敗事例15:換気口のコウモリ対策

地域や立地によって異なりますが、換気口でコウモリによる被害にあったという失敗事例もあります。

換気口は24時間換気システムがあるため密閉することはできませんが、網を張る程度であれば問題ありません。注文住宅を建てた際には、コウモリ対策として巣を作る前に網などを設置しておきましょう。

コウモリのフンで外壁が汚れるといった被害も防止できるだけでなく、アレルギー対策にも有効です。

注文住宅で後悔した失敗事例16:太陽光システムは必要なかった

太陽光システムは初期費用が100万円以上発生するケースがほとんどであることから「導入しなければよかった」と後悔する人も多いようです。

太陽光システムは初期費用が高いだけでなく、日々のメンテナンスや屋根形状によって損をする可能性もゼロではありません。したがって、さまざまなシミュレーションなどを行った結果、生活にプラスとなるのであれば設置することをおすすめします。

太陽光システムは電気量を大きく抑制することができ、電気代を最も使うタイミングで太陽光システムの初期費用分を回収できているケースが多いです。そのため、目先の初期費用だけでなく、将来的にどちらが得なのかを検討した上で判断することが重要です。

注文住宅で後悔した失敗事例17:駐車スペースを広く作りすぎた

駐車スペースを広く作りすぎた結果、費用が多くかかったという失敗事例もあります。

「常駐させる車は2台だが、両親や知人が来た時に3台は駐車できるようにしたい。」といった要望はよくあるケースです。確かに、3台以上停車できる家は来訪しやすく便利ですが、1台あたりの停車スペースである約5.6坪分を余計に購入する必要があります。

例えば、坪50万円のエリアでは約280万円の費用がかかり、都市計画税と固定資産税が毎年発生します。駐車スペースは、こういった費用が発生しても用意する価値があるのかをしっかり検討しましょう。

注文住宅で後悔した失敗事例18:庭の手入れが大変だった

庭の手入れが大変だったという失敗事例もよくあるケースです。

「新築は庭があった方が良い」という意見は少なくありませんが、草むしりの手間がかかり管理が大変です。また、仮に総コンクリートにした場合、夏場は熱すぎて作業すらできないスペースになる可能性もあります。

駐車スペースと同様に、有効活用していないスペースになってしまうと感じた場合、導入すべきか一度検討し直しましょう。

注文住宅で後悔した失敗事例19:コストオーバーしてしまった

注文住宅を建てた人のなかには、場所や設備だけでなくコストオーバーのような費用面における失敗事例もあります。

人生三大支出の1つが住宅購入であり、残り2つである教育資金と老後資金とのバランスを考えずに購入することはおすすめできません。

注文住宅を検討する際には必ず人生のどのタイミングでいくら費用が発生するのかを把握し、問題のない資金に抑えるよう注意が必要です。

注文住宅で後悔した失敗事例20:将来的に売却することを考慮していなかった

注文住宅を建てる際であっても、将来売却できる資産価値が担保できているかどうかを考えることは重要です。

なぜなら、最悪の場合に住宅を売ってしまうことで住宅ローンを無くすことができるという場合と、そうでない場合では精神的負荷が全く違うからです。

そのため、最初は注文住宅を売却するつもりはなかったとしても、資産価値が高い家づくりにしておくことは重要です。

注文住宅で後悔しないためのポイント

先述したような、注文住宅を建てる際に後悔をしないようにするためには、どのような注意点があるのでしょうか。

  • 設計プランに関する打合せを入念に行う
  • 将来のライフスタイルを考慮した間取りにする
  • 信頼できるハウスメーカーを選ぶ
  • リフォームやリノベーションを検討する

ここでは、最低限クリアする必要がある上記4つのポイントについて解説します。

設計プランに関する打合せを入念に行う

設計プランは、手を抜かず細かい所まで確認するようにしましょう。

特に、営業担当から設計士に変わったタイミングでは、自身の要望がしっかりと引き継がれているかどうかを確認することが大切です。建物の着工スケジュールがあるので期日は決められますが、そうであっても可能な限り入念な打ち合わせをすることをおすすめします。

将来のライフスタイルを考慮した間取りにする

例えば、子供が2人産まれた時に部屋を二人部屋にするなど、ライフスタイルが将来変化する前提での間取りづくりを心がけましょう。

そのためには、どのようなライフスタイルになるのかを家族間で話し合い、想定しておくことも重要です。必要であればハウスメーカーに相談しFPを受けるようにしましょう。

信頼できるハウスメーカーを選ぶ

注文住宅を成功させるコツは、信頼できるハウスメーカーに出会うことです。真摯に向き合い、夢を実現できる担当者がいるメーカーは、信頼できるハウスメーカーだといえるでしょう。

リフォームやリノベーションを検討する

一定期間住んだあとにリフォームやリノベーションをすることで、足りない要望を補完しながら快適な住環境を維持することができます。

ゼロから作る注文住宅とはいえ、100%満足のいく家づくりは難しいです。そのため、完璧をもとめ過ぎず住みながら良い家に変化させていくことが大切です。

注文住宅で後悔することがないように事前準備を徹底しよう

注文住宅は決して安い買い物ではないため、後悔したくないと考える人がほとんどですが納得のいく家づくりはどのように進めれば良いか分からない人も多いでしょう。

そこで、まずは家づくりのプロに相談することをおすすめします。国分ハウジングは、鹿児島を中心に注文住宅を供給しており、地域密着の家づくりサポートを展開しております。

国分ハウジングでは家づくり相談会を実施しています。

・マイホームを考え始めたけど、何から始めたらいいかわからない…

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・何にお金がかかるの?追加費用ってどのくらい必要?

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といった家づくりに関する様々な悩みを解消できますので、家づくりでお困りの方はお気軽にお問い合わせやご来場ください。

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