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資金(ローン)について
2021.07.29
生活にかかるランニングコストの中でも、大きな比重を占めているのが保険料です。
保険は万が一に備えて加入するものですが、肝心の「万が一」がやってこない限りは恩恵を受けられません。
しかし、かといって「じゃあ保険に加入しない方が良い」と判断するのは危険です。
なかでも、医療保険などは万が一に病気や怪我をしてしまった際、その医療費をカバーしてくれる保険なので加入しておいて損はありません。
ただ、黙って保険料を払い続けるのはもったいないです。
できれば保険料を節約して、日々のランニングコストを抑えましょう。
たとえば、現在加入している保険プランを見直すことで、大幅な保険料の節約に繋がることもあります。
そこで、ここでは保険プランの見直し方法や最低限必要となる保障などについてまとめます。
ぜひ、保険に加入している方で「保険料が重荷になっている」という方は、積極的に見直してみましょう。
保険料は性別や年齢によって変わるので具体的に算出することは難しいですが、月々1万円~2万5,000円ほど、人によっては月々3万円ほどの保険料を支払っている方が多いようです。
つまり、年間で12~30万円ほどを保険料として支払っているのです。
これが多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、見直すことで経済的負担を減らせる可能性があります。
まずは医療保険などを見直すべき理由について見ていきましょう。
長い人生でどのような病気や怪我をするのかわかりません。
ただ、人によって体質などが異なるため、警戒すべき病気や怪我も変わってきます。
医療保険の保障がニーズと合っていない場合、無駄に保険料を支払っていることになるわけです。
自分のニーズにより合った保険へと、見直しが必要となります。
医療保険はそれぞれの保険会社を通して契約するのが基本ですが、実は保険会社によって保険料が大きく異なります。
同じ保障内容なのに高い保険料を払っている場合は、安い保険料の保険会社に乗り換える必要があります。
その点でも医療保険の見直しは重要です。
人生では何が起こるかわかりません。
学校を卒業して新卒で務めた会社で40年働くという時代はすでに終わり、人によっては起業したり転職したり、はたまた病気やケガ、障害などが原因で離職したり休職したりすることもあるでしょう。
また、結婚したり育児をしたり老後を迎えたりと、人生は数年数十年というスパンで大きな変化を迎えます。
それに合わせるためにも医療保険は見直しておきたいところです。
特に、家族を持つ方は生命保険の見直しなども進めておくべきです。
社会情勢は常に変化しています。
景気が良くなったり悪くなったりするのはもちろん、経済そのものが何かしらの理由で大打撃を受けることもあるでしょう。
逆に好転して羽振りが良くなる人もいるかもしれません。
社会情勢は常に変化し、それに合わせて収入も変化するため、医療保険を見直すことも大切です。
ここからは医療保険を見直すメリットについて紹介します。
医療保険を見直せば、保険料を抑えられる可能性があります。
月々数万円の保険料を払っていたところを数千円に抑えられる場合もあるため、たとえば、年間数十万円の保険料を払っている場合、数万円以上も抑えられるわけです。
医療保険だけではそこまで大きな節約効果は見込めないものの、生命保険などとも合わせて見直せば、大きな節約になります。
医療保険を見直すことで、保障内容を最適化できます。
保険に関して情報がない人は、保険会社に勧められるまま契約してしまうこともあるでしょう。
その場合、不要な保障内容までつけられている可能性があります。
医療保険では警戒していない病気や怪我の保障もつけられていることがあるため、きちんと見直して最適化することが重要です。
ここからは医療保険を見直すデメリットについて解説します。
医療保険を見直したところ、逆に保険料が上がるという可能性もあります。
たとえば、若い頃は病気や怪我の心配もなかったものの、年齢を重ねれば重ねるほど不安になる方も多いです。
その結果、あれこれと保障内容を組み込むことで、かえって保険料が増えてしまうこともあります。
節約のための見直しなので、従来の支払いを超えない範囲で見直す必要があります。
医療保険を見直すことで、逆にセールスマンの口車に乗せられることもあるかもしれません。
保険会社は保険という商品を売りたいので、「あれもあった方が安心」「これもあった方が安全」と進めてきます。
素直な性格の方なとは、言われるがままにそのまま契約してしまうこともあるでしょう。
その結果、余計な保障をつけられてしまうこともあるため、十分に注意してください。
では、医療保険はいつ見直せば良いのでしょうか。
これに関しては「これ」といった決まりがありません。
ただ、見直すべきタイミングもあるので、以下を参考にしてみてください。
いうまでもありませんが、保険を更新するときが一番最適な見直しのタイミングといえます。
保険というのは一度加入したら半永久的に加入するというものではなく、必要に応じて更新できる商品です。
逆にいえば、更新の際に見直すことで、節約できる余地がないかどうかも判断できます。
まずは保険の更新時により節約できる商品がないか検討してみましょう。
人生、何が起こるかわからないのは当然ですが、なかでも収入支出が変化したときは保険の見直しをすべきです。
たとえば、収入が月々30万円あったのが20万円まで下がってしまった場合、今まで通り同じ医療保険に加入したままにしておくべきではありません。
また、子供や孫などが増えて支出が上がってしまった場合なども医療保険の見直しが必要です。
収入支出が変わったときは、保険を見直すタイミングだと考えましょう。
ライフステージが変わったときも保険の見直し時です。
就職・結婚・出産・転職・介護などで収入や家族の人数が増減した際にも保険を見直すべきです。
たとえば、独身の時に必要は保証は、自分自身の生活だけが対象となりますが、結婚・出産で配偶者や子どもが家族に加わると、家族全員を守れるような保障内容に変更しなければならなくなります。
社会情勢が変わったにもかかわらず、今までと同じように暮らしていると家系がマイナスになってしまうことも多いです。
社会情勢は自分でコントロールできるものではないため、時代が変わったのならそれに合わせて医療保険なども見直すべきです。
ここまで医療保険を見直すメリットやデメリット、ポイントについてまとめてきました。
しかし、見直すとはいっても「どこ」を見直せば良いのかわからない方も多いでしょう。
ここでは医療保険を見直すポイントをまとめてご紹介します。
医療保険は主に病気や怪我に備える保険で、入院給付金や手術給付金を受け取れます。
また、単に病気や怪我とはいっても、がんや急性心筋梗塞や脳卒中などのほかに先進医療が必要となる場合もあるでしょう。
そのため、医療保険を見直す際は保証内容が適切かどうかをきちんと考えて選ぶべきです。
保険料が重荷になっている方も少なくありません。
加入する保険会社によって保険料が違うため、医療保険を見直すなら保険料が自分の収入支出と見合っているか検討する必要も出てきます。
保険料が重圧となって毎日のランニングコストを圧迫するようでは、適切とはいえません。
保険の中には特約が付与できるものもあります。
たとえば、がん・急性心筋梗塞・脳卒中などは三大疾病とよばれて恐れられています。
持病のある人などで、より多くの病気や怪我を発症するリスクを抱えた人もいるでしょう。
その場合、五大疾病や八大疾病に対応できる特約付きの保険に加入すべきかどうかも考えましょう。
医療保険は健康な方も不健康な方も加入しておくべきものなのですが、だからといって何でもかんでも加入すれば良いということではありません。
特に、多くの方が陥りやすいのですが、セールスマンにいわれるがままに加入してしまうこともあります。
しかし、セールスマンはあくまでも保険という商品を売りたいだけであることが多く、本当に加入者の人生まで考えてくれている人は一握りです。
医療保険を見直す際は、自分でしっかりと検討しましょう。
また、もし気になる保険商品があったとしても、インターネットなどを活用して細部まで調べておくことが必要です。
それでもわからない場合は保険の専門家に相談してみるのも良いでしょう。
なお、保険によっては審査があり、本人の健康状態などによっては加入できないケースもあります。
すでに病気や怪我を発症してしまっている方は審査に落ちてしまうことが多いため、これらの点にも注意しておきましょう。
節約しているのに一向に生活が楽にならない方は、保険料などの固定費がかさんでいる場合も多いです。
保険料の節約に関しても考えてみましょう。
特に、医療保険は大きな負担となっていることもあるので、適切に見直すべきです。
この記事では保険プランの見直し方法や最低限の保障についてわかりやすくまとめたので、どうしても保険料が負担となっている方は、一度、医療保険を見直してみてはいかがでしょうか。
家づくりをしたいものの何から始めればよいか分からないなど、住宅についてのお悩みがある方は、以下より来場にてお気軽にご相談ください。