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2021.02.28
家を建築や購入を考える際、モデルハウス見学が便利です。
しかし、モデルハウス見学とはいっても、どのような要点を押さえれば良いのかわからない方も多いかもしれません。
まずは、モデルハウスの見学について知ることが大切です。
今回は、モデルハウス見学を考えている方のために、知っておきたいポイントをまとめます。
モデルハウス見学において知っておいて損はないコツもまとめるので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
この記事を読めばモデルハウス見学の種類や魅力、流れ、注意点、チェックポイントなどがわかるはずです。
モデルハウス見学には、主に住宅展示場タイプと分譲タイプがあります。
住宅展示場タイプは、本物の物件とは別途用意された物件を見学するタイプで、分譲タイプは本物の物件を見学するタイプとなります。
どちらも実物を見学できるため、よりリアルなライフスタイルを想像したいという方に最適です。
しかし、どちらのタイプとなるかは工務店やハウスメーカーによっても異なります。
そのため、申し込みの段階でどの対応になるのかを把握しておきましょう。
特に、どちらのタイプが良くてどちらのタイプが悪いということはないため、自身に合った方を選びましょう。
モデルハウス見学をする魅力は多々あります。
ここからは、モデルハウス見学をすることによって得られる魅力についてまとめます。
もちろん、人によって何が魅力かは違うため、実際に体験してから判断するというのもおすすめです。
まずはその中でも特に大きいメリット2つについて説明します。
モデルハウス見学を行うことで得られる魅力の1つ目が、実物の家を体験できることにあります。
これこそがモデルハウス見学最大の魅力といえるでしょう。
近年はCGや3Dによるモデルが用意されているため、実際にはモデルハウス見学をしなくても家の雰囲気を掴むことはできます。
しかし、それだけではその場の空気を肌で感じることはできません。
モデルハウス見学であれば、自分たちが生活するイメージを実際の家の中で膨らませられるのです。
当然ながら、モデルハウスは実寸大で作られているので、模型にはない情報が詰まっています。
いわば新しい家での生活を疑似体験できるのがモデルハウス見学なのです。
モデルハウス見学を行うことで得られる魅力の2つ目が、比較検討に役立つことにあります。
家を取得したら、何年、何十年と生活することになるため、向こう数十年以上生活することを念頭に置いて考えなくてはなりません。
そのため、実寸大の家を見ることが重要です。
特に、モデルハウス見学をしておくことで比較検討しやすくなり、ほかの家との違いも肌で感じられるはずです。
それこそがより良い家選びにつながるため、できる限り多くのモデルハウス見学をしておきましょう。
では、モデルハウス見学はどのような流れで行うのでしょうか。
これに関しては簡単に5つのステップで考えていくとわかりやすいです。
ただし、工務店やハウスメーカーによってモデルハウス見学の流れは異なるため、あくまでも一例として考えておきましょう。
まずは自身が理想とする家の要望をまとめておきましょう。
これを参考にしながら、工務店やハウスメーカーはモデルハウス見学の準備を進めます。
この際、要望があまりまとまっていないと、やはり提案できることも限られてきてしまいます。
そのため、最初に自分たちの要望をまとめておいて、その中で具体的なモデルハウス見学を計画していくのがおすすめです。
工務店やハウスメーカーごとにモデルハウス見学が異なるため、おおよその要望が決まった後は説明を受けましょう。
モデルハウス見学についての説明はもちろん、住宅に関することや設備機材に関すること、そのほかの地域情報なども説明してもらうとわかりやすいです。
特に、初めて家の建築や購入を考えている方は、わからないことも多いかもしれません。それらも説明の際に聞いておくと安心です。
モデルハウスは予約しなくても見学させてくれる場合もありますが、近年は予約必須となっているところも増えつつあります。
やはり案内できる物件も限りがあるため、事前に予約することで時間を効率的に使った方が良いです。
モデルハウス見学の場合は予約しておけばいくつかの物件も見られ、より比較検討もしやすくなります。
そういった意味でも、モデルハウス見学は予約を原則として考えましょう。
モデルハウス見学は細かなポイントを見なくてはならないため、事前にチェックリストを作っておくのもおすすめです。
絶対に外せない要素をチェックリストにまとめておくことで、より理想に近い物件を見つけられるでしょう。
特に、モデルハウス見学を行っている最中は忘れてしまうこともあるため、譲れないことはチェックリストにまとめておきましょう。
最後に実際に見学を行います。
見学では、1日じっくりと見られる人もいれば、半日しか見られないという人もいるでしょう。
工務店やハウスメーカーによっては、モデルハウスの状態も加味して、数十分~数時間程度しか見学させてくれない場合もあります。
チェックリストに入れた項目について隅々まで確認するためにも、極力、時間を有効活用できるように見学しましょう。
モデルハウス見学に初めて参加する方は不安や心配も多いかもしれません。
そこで、ここからはモデルハウス見学に参加する際に知っておきたい注意点についてまとめます。
モデルハウス見学にはそれぞれ担当者がつきます。
この担当者によってモデルハウス見学が充実するかどうかが決まります。
もちろん、どの担当者もきちんとモデルハウス見学の業務を任されているため、余程のことがない限りは失敗することもないでしょう。
しかし、担当者によってやはり相性というのがあります。
新人なのかベテランなのかで持っている情報量も違ってきますし、説明のうまさというのも違ってきます。
当然ながら、接客の気持ち良さなども違ってきます。
だからこそ、担当者の対応を見て、合わないと感じた場合は変えてもらえるように相談してみてください。
気になることがある場合は、先に聞いておくことをおすすめします。
後になってから聞こうと思っても、忘れてしまうこともあるからです。
そうなると、いざ生活を始めてから「思っていたのと違った」というミスマッチが生まれてしまうでしょう。
もし、気になる部分が少しでもあるなら、まず担当者に質問してみてください。
質問することで新たな情報を得られることも多く、より充実したモデルハウス見学となるはずです。
近年はモデルハウスを持たない工務店やハウスメーカーで、CGや3Dを使った見学などが主流となりつつあります。
これらは実際の家と同じモデルを見られるため、よりイメージも膨らむでしょう。
モデルハウス見学とセットで行っておくのがおすすめです。
どちらの方法で見るかによって印象が変わるだけでなく、CGや3Dで気づけなかったことにモデルハウス見学で気づくということもあります。
その逆もまた然りです。
そのため、多面的に見学できるように両方で見学を行うのがベストです。
家づくりではこだわりを詰め込みたいという方も多く、あれもこれもと詰め込んでしまう方も多いです。
結局、どれも深くチェックできずに終わり、モデルハウス見学に失敗してしまう可能性があります。
そのため、こだわりは「これは譲れない」というものに絞るのがおすすめです。
モデルハウス見学の担当者もそれに合わせて対応してくれます。
こだわりが強い方は特に、こだわりを絞っておくことをおすすめします。
モデルハウス見学に関しては、家族や親戚と一緒に行くのもおすすめです。
特に、一緒に住むことになる同居人と見に行くことで、色々な意見交換ができます。
自分が気づけなかった部分も見えてくるため、新たな発見にもつながるでしょう。
実際にモデルハウス見学に参加する場合、何をチェックすべきなのでしょうか。
ここからはチェックすべき場所について簡単にまとめます。
まずは住宅の設備や機材などを含め、生活の動線がどうなっているのかを把握しましょう。
生活してからでないとわからない部分もありますが、たとえば、実際に自分が家事をしているところをイメージしながらチェックするのがおすすめです。
収納の場所についても把握しておきましょう。
生活してから収納が少なかったことを嘆いても、後の祭りです。
自身がどれくらいの収納を求めているのかも考えてチェックしましょう。
間取りの配置がどうなっているのかも重要です。
リビングやダイニング、キッチンのほかにも浴室や寝室などを含めて考えなくてはなりません。
子供がいるのなら、子供部屋なども考えるなど、より細かな間取りの配置もチェックしておいてください。
意外と忘れがちなのがコンセントの数や位置です。
これらは家具家電を使用する際に必要となってくるため、必ずチェックしておきましょう。そのほかの家具家電の配置も一緒に考えておくと、より生活がイメージしやすいです。
もし、モデルハウス見学をするなら日当たりや風通しの有無もチェックしておいてください。
立地によっても変わってきますが、これらは生活に直結する要素なので、確認しておきたいものです。
季節や時間によってどう変わるのかも把握できればベストです。
モデルハウス見学は住宅を見るためのものですが、それ以外にも見ておきたいことは多いです。
たとえば、外装です。
どうしてもモデルハウス見学では内装ばかり見てしまいがちです。
しかし、内装と外装をセットで見ることが大切です。
ベランダやバルコニー、庭や門などがどうなっているのかも把握しておきましょう。
モデルハウス見学後はアンケートにも回答しましょう。
アンケートに答える仮定で考えをまとめる中で気づきを得られ、今後のモデルハウス見学をより良いものにすることができます。
また、モデルハウス見学で集めた情報などを整理することも重要です。
現場にはスマートフォンやパソコンを持ち込み、メモしながら情報をまとめていくのがおすすめです。
こうすることでモデルハウス見学が終わってから、より具体的な比較検討に入れます。
最後に、モデルハウス見学に参加した配偶者だけでなく、両親祖父母や子供たちの意見も参考にしてみましょう。
感想を共有することで見えてくることもあるからです。
モデルハウス見学は工務店やハウスメーカーに申し込めば、すぐに体験でき、単にリアルな生活を体験できるだけでなく、比較検討にも役立ちます。
見ておくと役に立つことも多いので、可能な限り見学しておきましょう。
ここではモデルハウス見学がどういったものでどのような魅力があるのかを伝えましたが、「百聞は一見に如かず」です。
まずは工務店やハウスメーカーに相談してみましょう。
住宅資金に不安がある、家づくりをしたいが何から始めれば良いか分からないなど住宅についてのお悩みがある方は、以下より来場にてお気軽にご相談ください。