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2021.11.30

ローコスト住宅ってどんな住宅?ローコスト住宅のメリット・デメリットをわかりやすく解説

近年、人気を集めてきている住宅、それがローコスト住宅です。

文字通り、ローコストで建てられる住宅のことを指します。

どうしても「家=高い」という印象があるかもしれませんが、ローコスト住宅であれば「家=安い」という発想に転換可能です。

 

しかし、そもそもローコスト住宅がどのような家なのかわからない方も多いのではないでしょうか。

今回はそういった方に向けて、ローコスト住宅とは何かを解説します。

それだけではなく、実際の家選びにも活用できるようメリット・デメリットも説明します。

 

もし夢のマイホームを予算的な問題で諦めようとしている方は、ローコスト住宅という選択肢も選んでみてはいかがでしょうか。

もしかしたら限られた予算でも素敵な家が建てられるかもしれません。

目次

  • ローコスト住宅とは?
  • ローコスト住宅のメリット
  •  1.誰でも手が届く価格設定
  •  2.背伸びしてできる自由設計
  •  3.増改築や建て替えが簡単
  •  4.無駄のない洗練された見た目
  •  5.生活導線を組みやすい間取り
  • ローコスト住宅のデメリット
  •  1.理想が多いと実現しきれないことも
  •  2.間違いやすい表示価格と実質価格
  •  3.グレードの低い標準仕様
  •  4.オプションが高額なケースも
  •  5.メンテナンスが頻繁に必要な場合も
  • ローコスト住宅を選ぶならここに注意
  • 月々5万円から叶う国分ハウジングの注文住宅
  • まとめ

ローコスト住宅とは?

そもそもローコスト住宅とはどんな家を指すのでしょうか?

実はこれに関しては具体的な定義が定められているわけではありません。

「○○万円以下の家をローコスト住宅とする」というような定義が決められているわけでもないわけです。

ただし、坪単価などの相場はあるため、その点からローコスト住宅の定義を割り出すことは可能です。

 

ローコスト住宅の坪単価はおおよそ30~50万円の範囲とされます。

通常の住宅であれば坪単価はおおよそ60~90万円の範囲となるため、条件次第では半額もしくはそれに近い金額で建てられる可能性があるわけです。

 

以下は、それらの相場を参考にしやすくした一覧です。

ここではローコスト住宅と通常の住宅の坪単価ごとの違いをまとめます。

 

坪/単価

ローコスト住宅(坪30万円)

通常の住宅(坪60万円)

30坪

900万円

1,800万円

40坪

1,200万円

2,400万円

50坪

1,500万円

3,000万円

60坪

1,800万円

3,600万円

 

以上の表のように坪単価30万円のローコスト住宅と坪単価60万円の通常の住宅とでは、倍近い差となるわけです。

それを考えると、格安な住宅のことを総じてローコスト住宅と呼べるといっても良いかもしれません。

定義こそないものの、高い家は通常の住宅に分類され、それよりもリーズナブルなものはローコスト住宅に分類されると覚えておくとわかりやすいでしょう。

 

 

ローコスト住宅のメリット

ここからはローコスト住宅のメリットを見ていきましょう。

 

1.誰でも手が届く価格設定

ローコスト住宅は何よりも安いのがメリットとなります。

家を持つということは理想の人生においてかなり重要な部分となります。

しかし、数千万円の現金を用意できる人は稀で、住宅ローンを組む人がほとんどです。

それら住宅ローンが負担となり、生涯を返済のために消費するという生活となってしまう人もいるくらいです。

 

一方、ローコスト住宅なら誰でも手が届く価格設定となっているため、住宅ローンの返済も重荷になりません。

中には月々5万円ほどの支払いで購入できる家もあります。

その分、浮いたお金を生活や娯楽に当てられます。

また、妊娠や出産や育児などにかかる費用にも当てられるでしょう。

 

2.背伸びしてできる自由設計

ローコスト住宅は選択肢が限られると思われがちですが、意外にも自由設計が可能なものもあります。

若干お金はかかるものの、他の家に比べて安価で自由設計できるのもローコスト住宅のメリットです。

ローコスト住宅を提供する工務店やハウスメーカーの規格住宅のまま建てるのが一番割安ですが、それでも自由設計ができればライフスタイルの幅も広がります。

なかには豊富なオプションを用意しているところもあるため、思っているよりもユニークな家を持てる可能性があります。

 

3.増改築や建て替えが簡単

ローコスト住宅は増改築や建て替えにも対応しやすいのがメリットとなります。

どんな住宅もいつまでもきれいな新品のままではなく、数年数十年と経過するごとに劣化していきます。
これを不動産業界では経年劣化などと呼ぶのですが、ローコスト住宅であればそもそも住宅ローンなどを押さえられるため、余った自己資金を増改築や建て替えに当てられるのです。

家は建てて終わりではなくその後のメンテナンスも必要となるため、それらを見越してあえてローコスト住宅を選ぶのも良いでしょう。

特に、リフォームやリノベーションなども加味すると、躯体など構造にお金をかけておいてその他は抑えるという方法もおすすめです。

 

4.無駄のない洗練された見た目

ローコスト住宅はお金をかけていないから「ダサいのでは」と思うかもしれません。

しかし、ローコスト住宅でも無駄のない洗練された見た目の家を作れます。

複雑なデザインにするほどお金はかかりますが、あえてシンプルに仕上げることによって美しい家を作ることが可能です。

もちろん好き嫌いはあるものの、むしろローコスト住宅の方が気に入るという方もいらっしゃいます。

近年は安っぽく見えることはなく、高く見せる工夫を取り入れたローコスト住宅も多いです。

スマートかつスタイリッシュな家も増えているため、雑味のない家を持ちたい方におすすめといえます。

 

5.生活導線を組みやすい間取り

ローコスト住宅はお金をかけずに作るため、逆に間取りがスッキリとします。

入り組んだものを取り入れることもないため、生活導線が組みやすいのも特徴です。

部屋を区切るほどに予算もかかってしまうので、そこはあえてオープンな空間として作り込むなど、工夫次第で素敵な家を持つことは十分に可能です。

完璧な家を目指す方にとっては物足りないかもしれませんが、無駄をそぎ落としたシンプルなライフスタイルを目指す方にとっては最適です。

 

 

ローコスト住宅のデメリット

次にローコスト住宅のデメリットを見ていきましょう。

 

1.理想が多いと実現しきれないことも

ローコスト住宅はどうしても理想を詰め込むというよりも、とにかく家を持つという夢を叶えるための家となります。

そのため、理想をすべて実現できないという限界に直面します。

こればかりは低価格であるローコスト住宅だからこそ、選択肢が限られてくるわけです。

ただし、ローコスト住宅を提供している業者の中には、豊富なプランを用意しているところもあります。

その中から自分の理想に近いローコスト住宅を選べます。

逆に、制限されても構わないということなら、そこは自由に選んでみるのもありです。

 

2.間違いやすい表示価格と実質価格

ローコスト住宅の広告などを見てみると「○○万円」などのように表記を行っている会社もあります。

しかし、それら破格の住宅情報に引かれてよく確かめもせずに契約を進めると、後々になって「ほかにもお金がかかります」といわれることがあるわけです。

特に、契約時の価格と完成時の価格が乖離していることもあるため、表示価格と実質価格を間違わないようにしたいところです。

 

3.グレードの低い標準仕様

ローコスト住宅は標準仕様と銘打っておきながら、通常の住宅に比べてそもそものグレードが低いということもあります。

これは設備や機材にかかるお金を削減するためなので仕方ないことなのですが、当然ながら過度な期待をしていると裏切られる可能性があります。

その点は事前によく確認しておく必要があります。

 

4.オプションが高額なケースも

ローコスト住宅であってもより理想の家に近づけるために、多種多様なオプションを選びたいという方もいるかもしれません。

しかし、ローコスト住宅では高額なオプションを用意している場合が多いです。

そのため、オプションにオプションを重ねていくと、結局は通常の住宅とあまり変わらない予算となってしまうこともあります。

あくまでもローコスト住宅は家にこだわりがない人に向けて提供されているものと覚えておきましょう。

 

5.メンテナンスが頻繁に必要な場合も

ローコスト住宅はメンテナンスを頻繁に行わなくてはなりません。

通常の住宅に比べてリーズナブルな建材を採用しているところも多く、耐用年数が低いケースもあります。
そうなると暮らせば暮らすほどにメンテナンスがかさみ、結局は高額な維持費がかかるということもあるわけです。

そのため、自分で普段からの管理を徹底するなど、意外にも負担は大きくなったりします。

 

 

ローコスト住宅を選ぶならここに注意

もしローコスト住宅を選ぶということなら、業者選びに注意しましょう。

ローコスト住宅のニーズが増加傾向にあることを受け、近年は対応している業者も幅広くなりつつあります。

しかし、その反面で業者によっては手抜き工事となってしまうこともあるわけです。

 

たとえば、極端に工期が短いローコスト住宅となると、手抜き工事を引き起こす可能性も出てくるわけです。

業者が工期を短くしようとするあまり、対応する職人たちの単価を削っていることもあります。

そうなると、単価が低い現場でも数をこなさなくてはならないため、職人たちの負担は増えるばかりです。

その結果、手抜き工事をしてしまう可能性が出てくるのです。

 

また、ローコスト住宅は新しく開拓されてきた業界ということもあり、担当者が異様に若いところもあります。

それはそれでフレッシュなのかもしれませんが、やはり若すぎると実績や経験も乏しく、知識や技術も持ち合わせていない可能性が否めません。

向こう数年数十年と住む家を任せるには心許ない担当者もいるため、そこは新人ではなくベテランも多く在籍しているような業者を選びましょう。

 

そのほか、ローコスト住宅は建材の質を落としていることもあるので、もしかしたら欠陥が出てくることもあるかもしれません。

併せて、シックハウス症候群などにもつながる可能性があります。

不具合なども出やすい傾向があるため、今後生活していくことも考えてローコスト住宅を選びましょう。

もちろん、優れたローコスト住宅なら問題ないものの、節約ばかりでアフターサービスなども手厚くない業者を選んでしまうと失敗します。

ローコスト住宅を選ぶなら十分に慣れている業者などを選びましょう。

 

 

月々5万円から叶う国分ハウジングの注文住宅

国分ハウジングの注文住宅であれば、月々5万円からローコスト住宅を持てます。

国分ハウジングは建材の仕入れを独自のルートで行っているため、高品質でありながら低価格を実現しています。

それでいて不動産に精通した地元のスタッフも在籍しているため、建物だけではなく土地探しにも対応可能です。

すべて任せられるからこそ、オーナーの方の負担となる部分もほとんどありません。

ちなみに、国分ハウジングには、点検などの管理を行う専門担当者も常駐しているため、いつでもどこでも対応可能です。

 

もし、「家を建てたいけれど予算が…」と頭を抱えていらっしゃる方は、国分ハウジングでローコスト住宅を実現する方向で検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

まとめ

ローコスト住宅は具体的な定義はないものの、通常の住宅よりもリーズナブルに家を建てられるのが特徴です。

相場によっては通常の住宅の半額となることもあるくらいです。

もちろんその限りではないものの、総じてローコスト住宅は格安で家を持てます。

 

ただし、メリットもあればデメリットもあるため、注意点なども含めて慎重に検討していく必要があります。

その点は担当者などとも相談を重ね、具体的な計画を立てていきましょう。

 

土地探しに不安がある、住宅資金に不安がある、家づくりをしたいが何から始めれば良いか分からないなど住宅についてのお悩みがある方は、以下より来場にてお気軽にご相談ください。