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土地探しについて
2021.07.29
鹿屋市は鹿児島県に位置する市の1つであり、大隅半島の政治・経済の中心となる地域です。
事実、大隅半島の中核を担う都市として位置しており、豊かな自然と都会に囲まれているのが特徴となっています。
今回は鹿屋市で土地探しをする方にむけて、知っておきたい地域情報を紹介します。
なお、ここでは土地選びに便利な土地平均購入価格や土地評価額の動向、地価ランキングについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
鹿屋市の中でもエリアごとに土地の良し悪しも変わってくるため、建物を建てる前に十分に検討しましょう。
鹿屋市は鹿児島県に位置する市であり、九州南東部の大隅半島の中心部に位置しています。
大隅半島には他にも発展した地域があるものの、鹿屋市は優れた自然と都会を有することで知られています。
実際に、鹿屋市は大隅半島の行政や経済の中心でもあるのです。
また、鹿屋市は平均気温17℃ほどであり、過ごしやすい気候も特徴となります。
そのため、老後の隠居先として鹿屋市を選ぶという人も少なくありません。この安定した気候により、農業や畜産業などが盛んに行われているのも特徴です。
特に黒豚やブロイラーはもちろん落花生やサツマイモなどの名産品もあります。
その暮らしやすさと相まって、鹿屋市は鹿児島県の中でも三番目の規模を誇る地域となっています。
その一方で美しい自然に囲まれている地域ということもあり、とても暮らしやすい場所であることは間違いありません。
鹿屋市全体の土地平均購入価格は坪単価で約3.8万円であり、ほかの地域に比べてもとても安価なのが特徴となっています。
あくまでも目安というだけのことですが、相場自体が低いので手に入れやすいのが特徴です。
もちろん、手に入れやすいということはそれほど価値も低いということなのですが、鹿屋市の場合は自然と都会が共存しているからこその相場となっています。
単純に土地は安価で手に入れて建物を充実させたいという方にとっては、魅力も大きいでしょう。
同県中心部となると土地価格相場が約20万円以上となることもあるため、それらに比べると鹿屋市は非常にリーズナブルといえます。
そのため、中心部からは少し離れてしまうものの、鹿屋市を拠点に住居を構えるというのも良い判断でしょう。
むしろ手に入れやすい土地だからこそ、予算を抑えつつ建物に予算を割くという選択ができるわけです。
より居住空間にこだわりたいということなら、そういった点にも注目して購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ただ、今後、地価が上がる気配はないため、リセールバリューに関しては期待できません。自分たちが住むためだけに利用することを前提にマイホーム購入を考えましょう。
鹿屋市の最新公示地価は2021年時点で、平均2万69円/m2、坪単価は平均6万6,344円/坪ほどとなっています。
これは全国順位に照らし合わせてみると1,036位となります。そのため、全国的に見ても評価額自体は低いといえるでしょう。
また、前年からの変動率は-1.36%であり、変動率の全国順位は872位となっています。今後も評価額は下がる可能性が高いです。
また、鹿屋市の最新基準地価は平均1万3,302円/m2、坪単価は平均4万3,976円/坪です。
これは2020年時点の記録であり、全国順位は1,193位となっています。前年との変動率は‐1.36%となり、変動率の全国順位は953位です。こちらも下落傾向にあります。
その他、宅地の地価は平均1万2,393円/m2、坪単価は4万971円/坪となります。変動率で見てみると2020年の時点で‐0.76%となっています。
一方、商業地の地価は平均3万2,900円/m2、坪単位は10万8,760円/坪で変動率は‐1.48%です。
これも2020年のデータなので、最新のものを参考にしてみましょう。
次に鹿屋市の地価ランキングについて見ていきましょう。
ランキングを見ることによって土地選びの参考になるため、自分の予算がどれくらいなのか考えて照らし合わせてみましょう。
選ぶ地域によってはかなり差があるかもしれません。
順位 | エリア | 地価平均 | 坪単価平均 | 変動率 |
1位 | 寿-7-8-50 | 5万5,100円/m2 | 18万2,148円/坪 | ‐0.90% |
2位 | 大手町3-18-2 | 4万4,700円/m2 | 14万7,768円/坪 | ‐0.67% |
3位 | 白崎町1-23 | 4万3,700円/m2 | 14万4,462円/坪 | ‐1.80% |
4位 | 札元2丁目3763番3外内 | 3万5,800円/m2 | 11万8,347円/坪 | ‐1.10% |
5位 | 西原1-12-26 | 2万7,100円/m2 | 8万9,586円/坪 | ‐0.37% |
6位 | 寿3-5-31 | 2万2,600円/m2 | 7万4,710円/坪 | +0.00% |
7位 | 新川町635番外 | 2万2,500円/m2 | 7万4,380円/坪 | ‐2.17% |
8位 | 西原2-24-19 | 2万800円/m2 | 6万8,760円/坪 | +0.00% |
9位 | 寿7-3-18 | 1万9,700円/m2 | 6万5,123円/坪 | ‐0.51% |
10位 | 吾平町麓字宮前3560番7 | 1万8,200円/m2 | 6万165円/坪 | ‐2.67% |
鹿屋市では寿エリアなどを中心に地価が高くなっています。それに次いで大手町エリアや白崎町エリアなどが高く設定されています。
ただ、鹿屋市は総じて地価が低い傾向にあるため、そこまで予算がなくても購入できる方は多いです。
どんなに高くても平均5万円台なので、住宅ローンを組む方は経済的負担も軽減できるでしょう。
なお、鹿屋市の地価に関しては全国で見ると1,036位となっています。これはほかの地域に比べても相場がかなり安いことを示しています。
どうしても中心部は地価が高くなるのですが、鹿屋市は鹿児島県有数の都市でありながらも地価がリーズナブルという状況となっています。
これは土地を取得したいと思っている方にとっては嬉しいのではないでしょうか。
鹿屋市は同県の他の地域に比べてそこまで人気エリアというわけではありませんが、購入するのであればきちんと土地選びをすべきです。
その一方で土地選びに関してはわからないことが多いのも事実です。そこで、ここからは土地探しのコツについて解説します。
特に土地平均購入価格と土地評価額の動向を把握しておけば選びやすくなるため、情報収集を徹底して選んでいくことをおすすめします。
鹿屋市は自然と都会が程よく混在した地域のため、鹿児島県内でも住みやすい地域として認識されています。
もちろん、インフラなどの面を見ると不便もあるものの、農業や畜産業に携わる方にとっても魅力は無数にあるといえるでしょう。
また、実は観光地なども多く、他県からやってくる人も多かったりします。
それに合わせて住宅地区だけではなく商業地区もあるため、周辺の情報を調べてから選ぶとより良い土地が見つかります。
鹿屋市は土地平均購入価格が他の地域に比べても低いので、予算が限られている方でも安心して選べます。
やはりどうしても予算オーバーとなると住宅ローンの経済的負担が大きくなるだけではなく、そもそも融資の審査に通らないということもあります。
しかし、逆に土地平均購入価格が低ければ、無理のない返済計画で契約できるでしょう。土地選びはそれらに返済負担率も加味しながら考えていくと失敗しません。
鹿屋市の土地評価額の動向は徐々に下がってきている傾向があります。
地方都市の場合は土地の評価額がこれから急上昇するということは考えにくいため、今後も徐々に下降していく覚悟を持っておくことが重要です。
特にリセールバリューで考えると、取得したときよりも評価額が下がっていることがあるため、単に居住用として割り切って取得するのがおすすめです。
そのため、子供や孫に残すというよりは自分たちが暮らすためだけのものとして選ぶと良いかもしれません。
鹿屋市は総じて地価が安く、今後もその価値は低下する可能性が高いです。
しかし、逆に考えるととても気軽に取得できるため、良い土地も選びやすいです。
あまり利便性を求めないのであれば、自然にも都会にも近い鹿屋市はおすすめの土地がたくさんあります。まずは具体的な数字と相談しながら、判断していきましょう。
家づくりをしたいものの何から始めればよいか分からないなど、住宅についてのお悩みがある方は、以下より来場にてお気軽にご相談ください。