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2021.10.29

辛い家計は何から見直すべき?誰でもできる家計費の見直し方!

生活していく中で家計のやりくりは決して簡単なものではありません。

限られた収入から支出を計算して、収支のバランスを保っていくのも大変です。

 

しかし、それらの家計は少し見直すだけで変わることも多く、見直す前と後では収支のバランスが大きく変わることもあります。

ただ、多くの方は「もう見直すところがない」と諦めてしまっているのも事実です。

今回は、そういった方に向けて、誰でもできる簡単な家計の見直し方について解説します。

 

なかには今日や明日から始められることもあるので、併せてわかりやすく説明します。

ぜひ、この記事を読んで辛い家計を見直し、浮いたお金を貯金や投資に回しましょう。

目次

  • 支出を固定費と変動費にわけよう
  •  固定費と変動費とは?
  • 家計の見直しは固定費からが基本
  •  「住居費」「通信費」「保険料」から着手
  • 変動費は無理のない範囲で見直そう
  • 教育費が増える時期を乗り切る
  • まとめ

支出を固定費と変動費にわけよう

家計のバランスを見る際、重要となるのが収入と支出の割合です。

なかでも支出を細かく分けていくことで、無駄になっている部分が見えてきます。

そのため、まずは支出を固定費と変動費に分けて考えていきましょう。

そうすることで必ず必要な支出とそこまで必要のない支出というのが見えてきます。

 

多くの方は支出を一緒くたに考えてしまっているため、1つひとつに分けていくだけでも視点が変わります。

新たな視点が生まれると「ここは節約できそうだ」というポイントも見えてくるので、まずは支出を分解して理解するところから始めてみてください。

 

しかし、そうはいっても「固定費と変動費にはどのようなものがあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思うので、次の項目で詳しい内容についてまとめます。

 

固定費と変動費とは?

ここからは一般的な家庭での支出についてまとめます。

毎月何となく支払いを済ませていると、どうしても何が家計を圧迫しているのか見えてきません。

そのため、固定費と変動費に分けて、それぞれ毎月いくらくらいかかっているのかを明確にしましょう。

 

▼固定費

 

以下、家計を圧迫する主な固定費となります。

 

  1. 住居費(住宅ローン、家賃)
  2. 通信費の基本料(携帯電話、スマホ、タブレット、パソコン、インターネット)
  3. 保険料(生命保険、損害保険、火災保険、地震保険)
  4. 水道光熱費の基本料
  5. 教育費
  6. 交通費
  7. 車費
  8. その他のローン
  9. 定期購入しているもの(健康食品、医薬品、サプリメント)
  10. 定期契約しているもの(家庭教師、塾、教室、ジム、プール、ヨガ、サブスク)

 

固定費には以上のようなものがあります。

なかでも住居費と通信費と保険料は膨らみやすいため、これらの固定費がいかに家計を圧迫しているのか判断しなくてはなりません。

また、これらの固定費のほかにも、ライフラインとして必ず水道光熱費がかかります。

そのほか、教育費や交通費、車費なども毎月かかってくるため、どこか節約できるところがないか見直してみることが大切です。

 

また、上記のものは生活する上で必ず必要となるものも多いですが、なかには無駄にローンを組んでしまっている方もいるかもしれません。

特に、ローンとまではいわずとも、クレジットカード払いやリボ払いにして支払いを先延ばしにしている方もいます。

こういった支出は家計を圧迫していくだけなので、原則としてローンや分割払いは極力避けるのが賢明です。

 

そのほか、定期購入しているものや定期契約しているものにも注意です。

これら毎月支払わなくてはならないものが増えれば増えるほど、毎月の固定費も膨らんでいきます。

特に、健康食品や医薬品、サプリメントなどの定期購入しているものは数千円~数万円ほど圧迫されている可能性があります。

また、家庭教師や塾や教室、ジムやプールやヨガなどの定期契約しているものも数千円~数万円ほどに膨らんでいる可能性があるのです。

それらの支払いを減らすことが、固定費の節約につながります。

 

▼変動費

 

以下、家計を圧迫する主な変動費となります。

 

  1. 食費
  2. 通信費の使用料(携帯電話、スマホ、タブレット、パソコン、インターネット)
  3. 水道光熱費の使用料
  4. 日用品代
  5. 嗜好品代
  6. 美容代
  7. 衣服代
  8. 交際費
  9. 医療費
  10. 冠婚葬祭費

 

変動費には以上のようなものがあります。

なかでも食費や通信費、水道光熱費などは膨らみがちです。

これらは食べれば食べるほど、使えば使うほど支出もかさんでいきます。

しかも、これらはどれくらい使っているのか把握できていない方も多いです。

これら変動費は毎月変わるため、把握するのが大変という理由で目をつぶっている方もいるかもしれません。

しかし、変動費こそしっかりと家計簿などに記録することが重要です。

 

また、生活していく中で日用品代や嗜好品代が知らず知らずのうちにかかっていることもあります。

それだけでなく、美容代や衣服代など見た目を整えるだけでもお金がかかります。

これらは我慢して節約できるものの、極度に我慢を強いられると生活の質自体が下がってしまうことになります。

そのため、どのラインまで削っても大丈夫なのかを考える必要があるでしょう。

 

そのほか、交際費や医療費など不定期かつ断続的にかかってくる変動費もあります。

これらの支出も家計を圧迫している可能性があるため、見直すことが重要です。

 

なお、人生でも定期的に発生するのが冠婚葬祭などのイベントです。

冠婚葬祭は突発的に発生するだけでなく、その支出も大きなものです。

結婚式であれば3~5万円ほどのご祝儀が必要となりますし、お葬式でも1~5万円ほどのお香典が必要となります。

これが身内となると10万円前後必要となるなど、特に冠婚葬祭は変動費の中でも家計を圧迫する原因となるわけです。

突然の出費に慌てずに済むように、積立などで対策しておくことが重要です。

 

 

家計の見直しは固定費からが基本

家計の見直しの優先度は「固定費>変動費」となります。

変動費よりも固定費の方が節約の効果が大きく、費用対効果も大きくなるからです。

そのため、まずは変動費を見るよりもまずは固定費に目を向けてみてください。

 

「住居費」「通信費」「保険料」から着手

家計の見直しをする際には変動費から着手してしまう方がいます。

たしかに食費や通信費や水道光熱費は我慢することで節約可能です。

また、美容代や衣服代なども我慢すれば節約できるものもあります。

しかし、食費や通信費や水道光熱費は変動費でありながらも生活に欠かせないインフラを担う部分です。

無理に節約しようとすると生活の質自体が下がる可能性もあります。

美容代は毎月かかるとは限りませんし、衣服代も一度、購入すれば数ヵ月~数年は持ちます。

 

そのため、まずは固定費から見直しましょう。

特に、住居費や通信費、保険料などは節約しやすいです。

たとえば、家賃も10万円のところから8万円のところに引っ越すだけで毎月の支払いが減ります。

そのほか、通信費も基本料が3,000~5,000円ほどかかる大手通信キャリアではなく、格安SIMを提供している通信キャリアなどに乗り換えることで数千円ほど浮きます。

保険料も同様で、本当に必要な保険なのかどうかを見直すことで毎月の支払も変わってきます。

 

このように変動費の節約では我慢が大きいですが、固定費は無駄を見直すことで生活が楽になります。

 

 

変動費は無理のない範囲で見直そう

家計が苦しい場合は固定費を見直すことが重要だと前述しましたが、変動費に関しても同様に見直すことが重要です。

 

しかし、変動費はあくまでも無理のない範囲で見直すことをおすすめします。

なぜなら、変動費を削り過ぎると生活のレベルを下げることに直結するためです。

全体的な生活のレベルに目を向けることで何を削るべきか見えてくるため、固定費を削りつつ、変動費も無理のない範囲で削るのが最適解です。

 

変動費の中には浪費ともよべる無駄遣いが多々、隠れています。

たとえば、ついつい買い物に出かけた際、必要のない日用品まで買ってしまっていないでしょうか。

コンビニやスーパーに行くと色々なものが売られていることもあり、つい「あれもこれも」と手に取ってしまいがちです。

これは生活のレベルを上げることにはならず、むしろお金だけが無駄に減っていく悪循環となります。

また、嗜好品なども買いすぎてしまっていないでしょうか。

本当に欲しいとは思っていないのに、ストレス解消という大義名分で贅沢品を買ってしまうこともあるかもしれません。

 

必需品以外にお金をかけすぎると家計が圧迫されます。

そのため、無理のない範囲で見直すことは重要ですが、固定費に比べて変動費は心を少しだけ鬼にすることも重要となってきます。

 

 

教育費が増える時期を乗り切る

例外として教育費に関しては、一定の時期を乗り越えられれば徐々に楽になっていきます。

特に1歳~3歳までは自宅でお世話をするということも多いですが、4歳以降は保育園や幼稚園に入園することが多くなります。

その後、6歳からは小学校、13歳からは中学校、16歳からは高校へと進学していくことになり、さらに勉強したい場合は大学や専門学校への入学が待っているわけです。

 

これら4歳~22歳までの間は教育費がかかることを見越して家計をやりくりしましょう。

特に入学と卒業の時期が重なるため、それに伴って支出も多くなります。

また、小学校から中学校の9年間は、比較的、教育費が低く、貯金しやすい時期です。

定期的にやってくる教育費の増えるタイミングを見計らい、貯金しておくのが賢明です。

 

なお、近年では家庭教師はもちろん塾や教室に通わせる教育熱心な方もいますが、最低限必要な教育費とは別の出費に関しても、見直すことが重要です。

本当に子供たちが通いたいと思っているのかどうかも視野に入れながら、どこか削れる部分がないか判断してみましょう。

 

 

まとめ

家計が辛い場合、まずは住居費や通信費(基本料)や保険料などの固定費から見直しましょう。

その後、余力があれば食費や通信費(使用料)や水道光熱費(使用料)などの変動費も見直してみましょう。

これらの支出はじっくり見直していくことで、月々数千円~数万円の節約になる場合があります。

年間にすると数万円~数十万円以上も浮く可能性があります。

 

だからこそ、できそうなところからで大丈夫なので、徐々に節約できるところを見直していきましょう。

また、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してみるのもおすすめです。

 

土地探しに不安がある、住宅資金に不安がある、家づくりをしたいが何から始めれば良いか分からないなど住宅についてのお悩みがある方は、以下より来場にてお気軽にご相談ください。